求人原稿の書き方(応用編)
せっかく求人情報を掲載したのに、応募が来ない。 以前は同じ求人情報でも応募がけっこう来たのに、最近はめっきり…… 原因がわからなくて困ってしまいますよね。 応募が来なかったり数が減ったりするひとつの要因は、実は周辺のお店や会社がもっといい条件で募集をしていた、ということだったりします。
同じエリア内のライバル店や同業店の求人情報を確認しよう
あなたのお店・会社の周辺にも同業他社さんはいらっしゃいますよね。仕事内容が似ている場合は、求職者は比較検討しているはずです。 求人情報に記載している条件について、それらと自社をきちんと見比べてみてください。応募者数が減っているときは、条件面でライバル店などに負けていないでしょうか。
チェックポイント1:給与
エリアの平均時給と自社の時給を見比べてみてください。平均時給よりも下回っている場合は、なかなか応募が集まらないものです。思い切って平均時給までアップさせることができればいいのですが、そうもいかない場合は、求人情報を工夫することでカバーしましょう。 たとえば、「…程度の簡単なお仕事です」「残業は一切なく、早く帰れます」「社員割引あり」など、給与以外のメリットで自社の魅力をひき出す工夫をしてみましょう。
求人広告の掲載は、ご都合に応じて2プランが選べる タウンワーク がおすすめ!
・営業が求人広告の作成を一緒にお手伝いするプラン
・ご自身で原稿を作成する低価格プラン
→掲載について詳細はこちら
チェックポイント2:勤務時間
勤務時間帯の表記については、書き方次第で大変条件の厳しいお店・会社に見えてしまうことがあります。例えば9:00~18:00の営業時間の中でシフト制勤務のお店の場合の、 悪い記載例と良い記載例を見比べてみましょう。
× 9:00~18:00 週5日
○ 9:00~18:00の間で1日3時間、週2日勤務~OK
×の方は、営業時間すべてを書いているだけですので、求職者から見ると、1日9時間週5日勤務を強いられる印象を受ける場合があります。これは求職者を不安がらせる大きな要因になってしまいます。 ○の方は、1日3時間週2日から勤務が可能だということが分かります。 融通が利きやすい職場の方がはたらきやすい印象を受けますよね。勤務条件については、できる限り融通が利くように、細かく条件を記載する工夫をしましょう。
チェックポイント3:交通費
意外と応募者が重要と考えるポイントが、交通費です。 交通費が出るのか出ないのか、出るとしたら満額なのか上限つきなのか。交通費に関する条件はしっかりと伝えるようにしましょう。 また交通手段についてもできるだけ詳しく記載するようにしてください。自転車・車通勤は可能かどうか、また、駐車場はあるのかどうか。 交通費が出たり、乗り物通勤が可能であることが分かれば、応募者の対象エリア範囲が広がることになるので、応募数が増加する可能性は広がります。
最後にもう一度同業他社と比較してみよう
上記3つのポイントを見直したら、最後にもう一度近くの他店・他社の求人情報と比較してみましょう。みなさん色々な工夫をしているものです。 その中で自社の良さは求職者にとって魅力的に伝わる内容になっていますでしょうか。 お客さまを増やすのも応募者を増やすのも競争要素があります。 自社を選んでもらえるよう、比較や工夫を重ねていきましょう。